だいすけ日記
常松大介オフィシャルブログ
2008年08月03日(日)  会派視察 その1 
 7/29〜31に会派で青森県に視察に行ってきました。今回の視察のテーマはエネルギー政策ということで、初日は六ヶ所村にある日本原燃株式会社の核燃料サイクル施設、二日目は八戸市の下水汚泥メタン燃料発電施設、三日目はむつ市で建設中の使用済核燃料中間貯蔵施設でした。

 今日は初日の核燃料サイクル施設について報告しますが、二年前にも私はこの施設を見学しており、施設の概要についてはその際にもお知らせしましたので、今回は本年7月の稼働予定が11月に延期された再処理工場に絞ってお知らせします。
 再処理工場の機能について簡単に説明すると、原子炉でウラン燃料を燃やすと、その燃え残りとプルトニウムができ、これらを再び原子力発電所の燃料として使えるように処理するのが再処理工場です。しかし、この燃料は通常の原発では使用できないため、本年5月から改良型の原子炉を持つ発電所の建設が、マグロの一本釣りで有名な下北半島北端の大間町で始まっています。
 この再処理工場の本格稼働が延期された理由は、再処理の工程で使用済核燃料から燃料として再利用できるウランやプルトニウムと、再利用できない高レベル放射性廃棄物に分離しなければならないのですが、分離した後の高レベル放射性廃棄物をガラスで固めて安定的な状態にする処理につまづいているとのことでした。具体的には、高温で流体化したガラスが、固まってはいけない工程で冷えて固まってしまうというトラブルだそうで、ここが克服できないと再処理工程は稼働できないとのことでした。
 この高レベル放射性廃棄物の危険性を質問したところ、ステンレス容器に詰めた直後は人が近づくと、触れる前に絶命してしまうほどのものとのことですから、この処理工程がうまく稼働しなければ、この再処理工場全体の稼働も困難でしょうね。

 今回の再処理工場見学は、現在小平市議会の生活文教委員会で審査が継続している請願の調査が目的であったので、請願の本旨である放射性物質の放出についてご案内いただいた担当の方に確認したところ、「大気、海洋ともに、放出されればすぐに希釈されて自然界の放射線レベルと同等になってしまうので問題ない」とのことでした。
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 ただ、請願の説明でも引用された「普通の原発の一年間で排出される放射性物質の量を再処理工場では一日で排出する」という点については、「元気な放射性物質は燃料として再利用するため排出されない」とのことで、この"元気"かそうでないか、という表現が私には今ひとつ理解できない部分で、今後請願を審査する上で更に調査を進める点として認識しました。
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